サプライチェーン

デジタル大辞泉 「サプライチェーン」の意味・読み・例文・類語

サプライ‐チェーン(supply chain)

ある製品が、原料段階から消費者に至るまでの全過程のつながりのこと。供給網

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共同通信ニュース用語解説 「サプライチェーン」の解説

サプライチェーン

製品の供給(サプライ)過程を鎖(チェーン)に見立てた英語。原材料調達から、部品や完成品の生産、配送、販売を経て消費者の手元に届くまでの一連の流れを指す。自動車や家電などでは部品が一つでも欠けると生産が止まる場合がある。近年米中対立新型コロナウイルス流行ロシアによるウクライナ侵攻では必要な輸入が滞るなど、供給網の脆弱ぜいじゃくさや重要物資を特定の国に依存するリスクが浮かび上がった。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「サプライチェーン」の解説

サプライチェーン

個々の企業の役割分担にかかわらず、原料の段階から製品やサービスが消費者の手に届くまでの全プロセスの繋がり。その視点から、ITを活用して効果的な事業構築・運営する経営手法がSCMサプライチェーンマネージメント)と呼ばれる。生産や調達などの体制を柔軟に対応することで、余剰在庫の削減など適正な生産体制を整えられる。このため、需要の見通しに変化が大きい商品の生産に導入される例が多い。米国では、コンピューターメーカーでの採用実績が目立つなか、最近は、小売業などにも普及が広がっている。

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